ごきげんよう。Zei(ゼイ)です。
今回は私が個人開発で使用したい、そして世の中でも需要が高いプログラミング言語の”Python”とは何なのかをまとめたいと思います。
Pythonのプログラミング言語としての特徴を必要最低限な短い言葉でまとめております。
パッと知りたい方、忙しい方にどうぞ。
Pythonとは
ここら辺はよく聞くPythonの特徴ですが、さらに技術的な特徴を見ていきます。
Python(パイソン)とは、
インタプリタ方式のスクリプト言語で、高水準汎用のプログラミング言語である。
処理方法はインタプリタ方式である
インタプリタ(interpreter※通訳者)方式とは、プログラムの処理方法の一つ。
プログラムの実行時にソースコードを1行ずつ機械語に変換していき、その場で処理・実行する。
◆他のインタープリタ方式な言語
JavaScriptやPHPなど
対義語:コンパイラ方式
コンパイラ(compiler※通訳)方式とは、ソースコードを丸ごと一気に機械語へ変換(コンパイル)を行い、プログラムを実行する方法。
メリット・デメリットはインタプリタ方式のメリット・デメリットをひっくり返した感じ。
◆主なコンパイラ方式の言語
C言語・Javaなど
インタプリタ方式とコンパイラ方式の分かりやすい例え
インタプリタ方式とコンパイラ方式とでは、プログラミング言語から機械語へ変換するタイミングが異なるので、命令を処理・実行するタイミングも異なる。
インタプリタは「同時通訳者」、コンパイラは「翻訳家」のイメージ
動かすにはインタプリタソフトウェアが必要
コンパイラ方式は、ソースコードを丸ごと一気に機械語へ変換しEXEファイルを作る。EXEファイルはダブルクリックして動かすことができる。
しかしインタプリタ方式は、その場でソースコードを翻訳し実行するので、そのソースコードのプログラミング言語に対応した”インタプリタソフトウェア”が実行環境のコンピュータにインストールされている必要がある。
※Pythonを使用したいのであれば、Pythonのインタプリタソフトウェアを自分のPCにインストールする必要がある。
スクリプト言語でコードも読みやすい
スクリプト言語とは、簡易的なプログラミング言語の一種の概念。
スクリプト言語で作られたプログラムを”スクリプト”という。
スクリプト言語は習得を簡単にするために工夫された言語でありあくまで概念なので、”スクリプト言語”というものがあるわけではない。
スクリプト言語のほとんどがインタプリタ方式を採用しているが、必ずしもスクリプト言語がインタプリタ方式であるとは限らないらしい。
※Javaもスクリプト言語らしい。
高水準で人間にも分かりやすい
高水準言語とは、人間が理解しやすいように作成された言語。別名「高級言語」。
機械語(コンピューターが理解するための命令)は0と1の羅列を組み合わせたものになるので、人間は分かりづらい。なので人間が理解しやすいようにするための目的で高水準言語を開発したそう。
対義語:低水準
低水準言語とは、機械語に近い言語。
基本的に機械語に近ければ近いほど、プログラムの速度は上がる。
アセンブリ言語が低水準言語の代表例。
汎用性が高い
汎用プログラミング言語とは、特定の用途に特化しないプログラミング言語の総称である。
“汎用”という文字通り、多様な分野で使用が可能なプログラミング言語である。
対義語:ドメイン固有言語
ドメイン固有言語とは、特定の用途に特化したプログラミング言語の総称である。
主なドメイン固有言語
SQL(データベース言語)
VBA(Microsoft Officeに搭載されているプログラミング言語)など
※ほら、特定の用途でしか使用ができないプログラミング言語である。
まとめ
Pythonは、プログラムの処理方法がインタプリタ方式で、プログラムの実行時にソースコードを1行ずつ機械語に変換していき、その場で処理・実行するので、プログラムの動作を確認しながら開発を進めることができる。
その代わり、プログラミング言語に対応した”インタプリタソフトウェア”が実行環境のコンピュータにインストールされている必要がある。
習得するのを簡単にするために工夫されたスクリプト言語なので、人間にも分かりやすく、汎用性が高いので、多様な分野で使用ができる。
いかがだったでしょうか。最低限の知っておくべきことを詰め込みました。
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