個人開発

要求定義を作成してみた

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ごきげんよう、Zei(ゼイ)です。
個人開発をするにあたって、「個人開発ではありながらも、しっかりとシステム開発のプロセスを踏んで形にしていこう」と決意しました。
今回は、システム開発9つの工程の1番目【要求定義】を実際に作成してみました。

要求定義を説明している記事↓
システムを依頼したい方向け・テンプレート付】要求定義は何をすればいいの?【失敗しないために

以前の決意した記事↓
超個人的なWEBアプリを作りたい

システム開発の工程全体を説明している記事↓
システム開発の流れと開発手法を知ろう

記事概要

実際に要求定義を作ってみた感想になります。

実際に個人開発として作成予定のシステムになってきますので、具体的な内容を記載するというよりは、作成するにあたって感じたことなどを記載していきます事ご承知おきください。


今回は、自分で作成した要求定義のテンプレートを使用し作成していきました。

要求定義の各セクションの感想

 プロジェクトの目的 – システム化する目的(Why) –

しっかり文字にすることによりフワフワした気持ちが形になった気がしました。
言葉で言うのは簡単ですが、文字にするって結構大変だなと感じました。
ですが、文字で形にできないのならシステムにできないだろうなとも同時に感じました。

要件の内容 – 何がしたいのか(What) –

必須事項

個人開発なので、それは要件定義でしょ。というようなことを書きそうになりました。
ただ、今回は要求定義なので機能の具体的なことを書くのではなく、「解決したい課題」・「提供したい機能や仕組み」と、『なにがしたいか』を書く必要があるのでつんのめった気持ちになりました。
ですがここで具体的なことを書いてしまうと、そもそもどうしたいんだっけ?の実現したいシステムの”本質”がズレてしまいそうだなと感じました。

非機能要件

セキュリティはまだしも、パフォーマンスの部分は個人開発なのでそこまでイメージがつきませんでしたが、でも実際に現場で激重システムを見かけるので、大事なことだよなと感じました。
あとは個人的には稼働時間や障害対応も個人開発なので自分次第だなと思いましたが、企業システムなら営業時間に稼働し、メンテナンスなどは被らない時間にやる必要があり、それをしっかりドキュメントとして残しておくのは本当に大事だなと思います。

実施条件と前提

個人開発なので、予算はサーバー代リソースも一人と、シュールな感じになりました。
システムによっては制約事項とか大変そうだなと感じました。

関係者と役割

個人開発なので依頼者から責任者まで全部自分になってしまって面白かったです。
でも、ここも実際のシステムだと誰が責任者で誰が窓口になるのか明確にする必要があるので、すんごい大事だと感じました。

リスクと対策

リスクと対策は・・・要求定義(非技術者が依頼するための定義)で分かる人はいるんだろうかと疑問にちょっとだけ思いました。
お詳しい方、教えていただけましたら幸いでございます。

スケジュール

個人開発なのでツメツメスーパースケジュールにしましたが、現場でVBAツールを作成した際は少し余裕を持たせていたな~と考えながら自分にムチ打ったスケジュールになりました。笑

成果物

実際のWEBページと、テスト結果を納品することにしました。
テストも形にしなきゃ。。。

全体の感想

正直個人開発なので自分のやりたいことは分かり切っているのですが、要求定義のテンプレートを見ると、自分が思っている以上に「決めておくこと・伝えないといけないこと」があったりして、実際にシステムを作るときは、ちゃんと時間をしっかりとってまとめないといけない工程だなと感じました。
ここでくじけるとプロジェクトが大崩壊するらしいので、責任重大です。肝に銘じておきます。

そして実際作ってみて、自分の頭のフワフワをしっかり形にできてよかったです。

終わりに

正直個人開発なので「よーし!Lavel用意!」でスタートさせてしまってもよかったのですが、きっちり順序だてて進めていこうと思い要求定義を作成したわけです。
そして結果としては、個人的にはやってよかったです。
これ(要求定義)が実際形になるのと思うとワクワクします!

是非皆さんもしっかりとした要求定義を作成し、自分たちの業務が改善したり、新しいサービスを提供することにワクワクしてくださいませ。

次は要件定義です~!

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